【座談会】クマ取りのダウンタイム、医師×ナース3人が経過・過ごし方を解説

💡 この記事が他のクマ取り記事と違う理由

「クマ取り ダウンタイム」で検索される方の多くが、「結局、本当のところどうなの?」と感じているのではないでしょうか。

そこで今回、福岡・大濠公園にあるJADE CLINICの院長とナースさん3人にあつまってもらい、美容医療の知識ゼロのわたし(ウェブ担当)が「患者さんがほんとうに知りたいこと」をぶつけてみました。

当院の現場で実際に行っていること、患者さんによくお伝えしていることを、そのままおとどけします。

👥 座談会メンバー の紹介

院長

JADE CLINIC院長。クマ取りと糸リフトは当院で多くご相談いただく施術で、目の下の手術は当院でも多くご相談いただく施術のひとつ。カウンセリングではiPadに手描きの図を描いて説明するのがこだわり。

エリー

カウンセリングでの事前ヒアリングを担当。「飲んでるサプリまで全部聞きます」が口ぐせ。

しおり

術中の介助がメイン。院長の手術をいちばん近くで見ている。「ミリ単位の調整」を目の前で見るのが毎回すごい、とのこと。

マリカ

術後のメイク相談がいちばん多い担当。患者さんと一緒にコンシーラーの色選びをするのが楽しみ。

ウェブ担当

ウェブ担当。美容医療は完全にド素人。患者さん目線で「それ、もうちょっとくわしく!」を連発する役。

⏱️ まず結論。クマ取りのダウンタイム、何日あれば足りる?

しおり

「手術が終わった直後は意外と腫れてないんです。でも当日の夜から翌朝にかけてグッと腫れが出ます。ここがピーク。」

——単刀直入に聞きます。クマ取りしたら、何日休めばいいですか?

院長

「答えから言うと、デスクワークの方なら翌日から出勤できます。接客業でも3日あれば十分。1週間後にはほぼわからなくなりますよ。」

エリー

「答えから言うと、デスクワークの方なら翌日から出勤できます。接客業でも3日あれば十分。1週間後にはほぼわからなくなりますよ。」

——え、そんなに早いんですか? もっと大変なイメージでした。

マリカ

「”ダウンタイム=仕事を完全に休む期間”だと思っている方が多いんですが、そうじゃないんです。メイクは翌日からできますし、コンシーラーでカバーすれば周囲にバレずに過ごされる方が多くいらっしゃいます。

施術別のダウンタイム目安をまとめると、こうなります。

施術DT目安ポイント
下眼瞼脱脂約1週間裏側から脂肪を取るだけ。最もDTが短い
裏ハムラ法約2週間脂肪を移動して固定。内出血がやや強め
表ハムラ法約2週間皮膚側から切開。抜糸あり
脂肪注入(併用時)約2週間吸引部位+注入部位のW負担
ヒアルロン酸注入当日〜3日注射のみ。ただし効果に限界あり

⚖️ 「脱脂」と「裏ハムラ」ってどう違うの? 知っておきたい選び方の本音

——「裏ハムラ法」って名前はよく聞くんですが、そもそも脱脂と何が違うんですか?

院長

「簡単に言うと、脂肪を”取る”か”移動させる”かの違いです。脱脂は余分な脂肪を取り除くだけ。裏ハムラはその脂肪をくぼんでいるところに移動させて固定する。だから仕上がりが安定しやすい。」

——じゃあ裏ハムラの方がいいんですか?

院長

「……ここが大事なところなんですが、実は10人いたら裏ハムラが必要な方は2〜3人程度です。」

——え! そんなに少ないんですか?

院長

「はい。目の下に”ティアトラフ”っていうくぼみがはっきりある方には裏ハムラが向いています。でも大半の方は脱脂だけで十分キレイになります。

エリー

「当院では、施術単価ではなく「その方に必要かどうか」を基準に手術方法をご提案しています。一律に「裏ハムラの方がよい」とお伝えすることはしていません。」

院長

「だからこそ、うちではiPadを使って図を描きながら”あなたの場合はここにくぼみがあるから裏ハムラが必要”とか”脂肪を取るだけで十分キレイになりますよ”と具体的に説明するようにしています。脱脂で済むならダウンタイムも短いし、費用も抑えられる。患者さんにとってはそっちの方がいいですよね。」

🎯 クマ取りの種類は実は4パターンある

座談会で驚いたのが、クマ取りの手術方法は大きく4つのパターンに分かれるということ。

  • 下眼瞼脱脂 —— 裏側(結膜側)から脂肪を取り除く。傷が表に出ない
  • 裏ハムラ法 —— 裏側から脂肪を移動させて固定する。くぼみも同時に改善
  • 表ハムラ法 —— 表側(まつ毛の下)から切開。脂肪の移動+余った皮膚の切除ができる
  • 下眼瞼脱脂+余剰皮膚切除 —— まつ毛のすぐ下から切開し、脂肪と皮膚の両方を処理

——表ハムラや皮膚切除が必要な人はどんなケースですか?

院長

「皮膚のあまりが多い方ですね。まず”脂肪を取るか移動するか”を決めて、次に”皮膚のあまりがあるかどうか”で切開方法を決めます。カウンセリングではこの順番で説明しています。」

📅 【日数別】リアルなダウンタイム経過 ——「今、あなたは何日目?」

ここからは「今まさにダウンタイム中」の方にも役立つよう、日数別に経過をまとめました。まずは全体像を把握できるサマリー表から。

——この表、すごくわかりやすいですね。「今は○日目だから、ここまで回復してるんだ」って安心できそう。

しおり

「そうなんです。患者さんには”カレンダーに書いておいてください”ってお伝えしてます。“3日目に一番ひどくなる”って知っていれば、実際にそうなっても焦らないので。」

経過日回復度見た目できることナースのひとこと
当日10%腫れ少ない→夜から増す安静のみ。シャワーNG「横にならないで!ソファで過ごして」
1日目15%腫れピーク。涙袋がのっぺりメイクOK。ぬるめシャワーOK「ここが一番つらい。でも今日だけ!」
2〜3日目25%内出血が紫色にデスクワーク復帰可「冷却はここまで。3日以降は逆効果」
4〜5日目50%内出血が紫→黄色にマスク+メガネで外出OK「黄色は回復過程の目安とされます」
1週間後80%ほぼわからないコンタクト・運動再開「マスクなしでも大丈夫」
2週間後90%微かなむくみ程度通常生活「裏ハムラはここで安心ライン」
1ヶ月後95%概ね落ち着いた状態制限なし「経過を見ていただく期間!」
3ヶ月後100%完全に安定「最終的な仕上がりをチェック」

当日〜翌朝:腫れのピークはここ

マリカ

「手術が終わった直後は意外と腫れてないんです。でも当日の夜から翌朝にかけてグッと腫れが出ます。ここがピーク。

院長

「だから手術当日は横にならないでください。ソファで体を起こした状態で過ごすのが鉄則です。寝る時も枕を高くして、仰向けで。うつ伏せは厳禁です。」

——横になっちゃダメなんですか? それは知りませんでした。

しおり

「頭を低くすると血液が集まって、腫れが悪化するんです。できるだけ上半身を起こしていてください。」

——術直後の見た目って、どんな感じなんですか?

院長

「手術した直後は、目の下が少し”のっぺり”して見えることがあります。涙袋の立体感が一時的に減るんですね。これは腫れが出始める前の状態で、”あれ、涙袋がなくなった?”と心配される方もいますが、腫れが引くにつれて自然な形に戻っていくので安心してください。」

術後当日の様子

2〜3日目:一番つらい時期。でも、ちゃんと引きます

術後2日目の様子

エリー

「2〜3日目に内出血が目立つ方がいます。紫色になってびっくりされますが、これは正常な経過です。」

院長

「内出血の出方は個人差が大きいです。まったく出ない方もいれば、目の周りが紫になる方もいる。どちらも正常です。」

——「ダウンタイム ひどい」で検索する方が多いみたいですが……

マリカ

「SNSで腫れている写真を見て不安になる方がすごく多いですね。でもあれは”一番ひどい瞬間”を切り取っているだけで、数日で落ち着きます。」

院長

「冷却はこの2〜3日目まで。冷えピタや保冷剤をタオルで包んで軽く当てる程度でOKです。3日目以降の冷却は逆効果で、血流を妨げて回復が遅れます。これは当院で必ずお伝えしている重要なポイントです。」

クマトリ症例 : 術後3日目の様子

4〜5日目:「あれ、だいぶ引いてきた」

しおり

「この時期になると、”昨日より明らかにマシになった”と実感される方がほとんどです。」

院長

「内出血の色も紫→黄色に変わってきます。黄色くなってきたら治りかけのサインです。コンシーラーでカバーしやすくなりますよ。」

1週間後:8割回復。メイクでほぼカバーできる

院長

「1週間後にはほぼわからなくなる方がほとんどです。マスクなしでも問題なく過ごせる方がほとんどです。」

エリー

「コンタクトレンズもこの頃から再開できます。ただし違和感があれば無理せず、もう少し待ってください。」

術後6日目の様子

2週間〜1ヶ月:残りの微調整期間

術後2週間の様子

マリカ

「むくみ感が少し残る方もいますが、日に日に引いていきます。」

院長

完全に落ち着くのは3ヶ月くらいです。ただし、日常生活に支障があるのは最初の1週間だけ。そこを超えれば、経過を見ていただく期間です。」

くまとりダウンタイム症例まとめ

😰 「ダウンタイムがひどい」は失敗なの? 院長が本音で回答

——「クマ取り ダウンタイム ひどい」で検索する方がとても多いです。ひどい=失敗ですか?

院長

「いいえ、ほとんどの場合は正常な経過です。ただし、注意してほしい症状はあります。」

内出血がひどい場合

院長

内出血の出方は体質による部分が大きいです。血が止まりにくい体質の方や、術前にサプリメント(魚油、ビタミンEなど)を飲んでいた方は出やすい傾向があります。あと意外と知られていないのが、高血圧の方は内出血が出やすいということ。血圧が高いと術後に出血しやすくなるので、高血圧の治療中の方は事前にお伝えください。ピークは2〜3日目で、その後は1〜2週間で消えていきます。

しおり

「コンシーラーの選び方が大事です。紫色の内出血にはオレンジ系のコンシーラーが効果的。黄色に変わってきたらベージュ系でカバーできます。」

こんな症状は要注意

院長

急激な腫れの悪化、強い痛み、視力の変化——この3つが出たら迷わず受診してください。こうした重篤な合併症は極めて稀ですが、万が一に備えて当院では術後のLINEサポートを行っています。」

腫れが引かない場合

院長

「腫れのピークは2〜3日目。それを過ぎても悪化し続ける場合は、目の下に血が溜まっている状態——いわゆる”強い腫れ”が起きている可能性があります。特に裏ハムラ法の術後に注意が必要です。」

マリカ

「見分け方としては、涙に少し血が混じることがあります。これ自体は珍しいことではないのですが、腫れがどんどん悪化していく場合は早めにご連絡ください。」

院長

「万が一そうなっても、適切に対処すれば大事に至ることはほぼありません。当院ではLINEでの経過相談も受け付けていますので、不安な時はすぐに写真を送ってください。」

腫れが引かない方へ

腫れのピークは2〜3日目。それを過ぎても悪化し続ける場合は、目の下に血が溜まっている状態——いわゆる”強い腫れ”が起きている可能性があります。特に裏ハムラ法の術後に注意が必要です。

当院ではLINEでの経過相談も受け付けていますので、不安な時はすぐに写真を送ってください。

⚡ ナースが教える「ダウンタイムを最短にする」裏ワザ

ここからはナースさんたちに、患者さんに実際に伝えているケアのコツを聞きました。他のサイトには載っていない具体的な内容です。

ダウンタイムの短縮に効くテクニック

しおり

「まず漢方の”治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)”を医師の判断により処方することがあります。打撲や内出血の改善に用いられる漢方薬で、術前から飲んでおくと効果には個人差があります。」

マリカ

「地味ですが一番大事なのは”術後は体を起こしておく”こと。ソファに座ってスマホを見ているのはOK。でも横になってゴロゴロするのはNGです。寝る時も枕を2つ重ねるくらいがちょうどいい。」

実は「術前」から勝負は始まっている

院長

「ダウンタイムを短くしたいなら、手術の数日前から準備しておくことが大切です。」

エリー

「具体的には、塩分と糖質を控えめにすること。むくみの原因になるので、術前からむくみにくい体にしておくと術後の腫れも軽くなります。あとはしっかり寝ておくこと。寝不足は血行不良を招きますし、体の回復力も落ちます。」

院長

ビタミンCを意識的に摂るのもおすすめです。傷の修復を助ける栄養素なので、術前から術後にかけて積極的に摂ってください。サプリでもフルーツでもOKです。」

やってはいけないこと——意外な落とし穴も

エリー

「ここ、患者さんが意外と知らないものが多いんです。」

——カフェインもダメなんですか? コーヒー好きにはつらい……

院長

「できれば数日は控えてほしいですね。カフェインは血圧を上げるので。」

しおり

「あと、小さなお子さんの抱っこも要注意なんです。特に下から持ち上げる動作は、お腹に力が入って体圧が上がります。これが血腫の原因になることがあります。」

——それは知りませんでした。子育て中のお母さんは事前に準備が必要ですね。

マリカ

「そうなんです。術後数日は家族に協力してもらうように、事前にお伝えしています。」

NG行動理由いつから解禁?
当日の入浴・シャワー血行促進で腫れ悪化翌日からぬるめの短時間シャワーOK。熱い湯・長風呂は1週間NG
運動・ホットヨガ・サウナ体圧上昇最低1週間後
飲酒血管拡張で回復遅延1週間は控える(個別に指示)
カフェインの摂りすぎ血圧上昇数日控えるのが理想
喫煙傷の治りを遅らせるできれば2週間以上
うつ伏せ寝目元に圧力1週間は仰向けで
力を入れる動作(いきみ)眼圧上昇→内出血悪化1週間は避ける(靴紐結び、重い物の持ち上げ、お子さんの抱っこ等)
コンタクトレンズ目への刺激約1週間後

💉 「脂肪注入、一緒にやった方がいいですか?」——美容業界の”あるある”に切り込む

——ネットで調べると「脱脂+脂肪注入」をセットでご提案を受けて迷われている、というご相談もよくいただきます。実際どうなんですか?

院長

「結論から言うと、当院ではいきなり脂肪注入を勧めることはありません。

——なぜですか?

院長

「脂肪注入の定着率は20〜40%程度です。つまり入れた脂肪の半分以上は体に吸収されてなくなります。」

エリー

「逆に定着しすぎるとしこりになるリスクもあります。」

院長

「しかもダウンタイムが長くなります。脂肪注入を併用すると、太ももなどから脂肪を吸引する必要があるので、注入部位+吸引部位の両方にダウンタイムが出る。1ヶ月くらいパンパンに腫れることもあります。」

——じゃあ、くぼみが気になる場合はどうすれば?

院長

まず脱脂やハムラで手術して、3ヶ月くらい経過を見ます。それでもくぼみが気になるなら、ヒアルロン酸で微調整する方が安全でコントロールしやすい。ヒアルロン酸なら万が一気に入らなければ溶かすこともできますから。」

——脂肪注入は溶かせない?

院長

「基本的にできません。だからこそ慎重に判断すべきなんです。当院では、脂肪注入が本当に必要かどうかを、一人ひとりの状態を見て判断しています。

美容医療は「足し算」の提案がされやすい業界です。施術を追加するほど費用もダウンタイムも増えます。

だからこそ、「本当に自分に必要な施術はどれか?」をカウンセリングでしっかり確認することが大切です。

「脂肪注入が本当に必要か迷っている方へ」

当院では、まず手術で構造的な原因(脂肪の突出・皮膚のたるみ)を改善し、本当に必要な場合にのみ脂肪注入を検討します。

「脂肪注入をセットで」と提案されて迷っている方は、まずはお気軽に当院のカウンセリングでご相談ください。

💼 仕事・日常生活にはいつ戻れる?

項目再開時期ナースのひとこと
メイク翌日〜「傷が裏側なので、アイメイクも翌日からOK」
デスクワーク翌日〜2日後「パソコン作業は問題なし。ただし長時間は目を休めて」
接客業3日〜1週間「マスクとメガネで3日目には出勤される方も」
コンタクトレンズ約1週間後「違和感があれば無理せずメガネで」
運動・サウナ1週間以降「ジョギング程度から段階的に」
子どもの抱っこ数日〜1週間「家族の協力を事前にお願いしておくと◎」

🤫 周囲にバレずに過ごすコツ——言い訳パターン集&シーン別対策

——ダウンタイム中、周囲にどう説明すればいいですか?

マリカ

「患者さんがよく使う言い訳ベスト3がありますよ。」

  • 「ものもらいの治療をした」 —— 目元の腫れに対して最も自然な説明。「切開した」と言えば、数日間の腫れにも説得力がある
  • 「花粉症がひどくて」 —— 春先なら完璧なカバーストーリー。「薬で抑えてるけど目が……」で通じる
  • 「眼科でちょっとした処置をした」 —— 詳しく聞かれにくい。聞かれても「検査の延長で」と流せる

しおり

「逆に”ぶつけた””転んだ”は詳細を聞かれやすいので、あまりおすすめしません。医療系の言い訳の方がそれ以上追及されにくいです。」

シーン別:バレない過ごし方ガイド

——仕事の形態によって対策が違いますよね。

エリー

「そうですね。シーン別に整理するとこんな感じです。」

院長

「テレワークの方なら、画面のカメラの角度を少し上からにするだけで目元の腫れはほぼ見えませんよ。」

マリカ

「あと意外と大事なのが、先に言い訳を”仕込んでおく”こと。手術の数日前から”最近ものもらいっぽくて……”と周囲に言っておくと、術後の腫れにも自然につながります。」

しおり

マスク+メガネ(伊達メガネでもOK)の組み合わせが最強です。術後3日目でもカバーされる方が多くいらっしゃいます。ブルーライトカットメガネとか、おしゃれなフレームを事前に買っておく方も多いですよ。」

シーンおすすめ対策バレにくさ
テレワークカメラ角度を少し上からに。照明を正面から当てると影が飛ぶ★★★(ほぼバレない)
オフィス出社マスク+伊達メガネの最強コンビ。「風邪気味で」「花粉で」★★☆(3日目〜OK)
接客業可能なら3〜5日休む。コンシーラー+メガネで復帰★☆☆(1週間が安心)
ママ友・保育園送迎サングラス+帽子。「眼科行った」でサラッと★★☆(3日目〜OK)
SNS・写真1週間は自撮り控えめに。どうしてもの場合はフィルター活用★★★(投稿しなければバレない)

メイクでカバーする具体テクニック

——術後のメイク、具体的にどうすればいいですか?

しおり

「ポイントは”色で打ち消す”考え方です。内出血の色によって使うコンシーラーが変わります。」

エリー

「コンシーラーは”叩くように塗る”のがコツです。こすると刺激になるので。あと、テクスチャーは固めのスティックタイプよりも、リキッドタイプの方がカバー力があって自然に見えます。」

院長

「うちでは術後のメイク指導も行っていますので、不安な方はお気軽にご相談ください。」

内出血の色使うコンシーラータイミング
赤〜紫色グリーン系下地+オレンジ系コンシーラー術後2〜4日目
紫→黄色の変わり目オレンジ系コンシーラー術後4〜5日目
黄色ベージュ系コンシーラー(通常のもの)術後5日目〜
ほぼ消えた通常メイクでOK1週間後〜

🔍 「私ってクマ取りが必要?」セルフチェック

座談会で院長とナースに聞いた、来院前にできるセルフチェックです。

エリー

「以下に当てはまる方は、目の下の脂肪が原因のクマかもしれません。」

  • 夕方になると「疲れてる?」「体調悪い?」と言われる
  • すっぴんの時に”具合悪そう”と心配される
  • 笑った時に、涙袋の下にもう一つ膨らみが出る
  • コンシーラーを塗っても、ふくらみの”影”は消えない
  • 年齢とともに、目の下の膨らみが目立つようになってきた

院長

3つ以上当てはまるなら、一度カウンセリングで確認する価値はあると思います。脂肪によるクマはセルフケアでは改善しないので。」

🚫 クマの種類で手術が不要なケースもある

——ちなみにクマの種類で手術が不要なケースもあるんですか?

院長

「はい。クマは大きく分けて3種類あって、それぞれ原因も治療法もまったく違います。

エリー

「実は”3つが混ざっている”方がすごく多いんです。黒クマ+青クマとか、黒クマ+茶クマとか。だからカウンセリングではどのクマがどの割合で混ざっているかを見極めて、治療の優先順位を決めます。」

院長

「よくある誤解が”クマ取りすればクマは全部消える”というもの。茶クマの要素が強い場合、いくら脂肪を取っても色は残ります。そこまで含めて正直にお伝えするのが、うちのカウンセリングのスタンスです。」

——自分がどのクマか、自分で見分ける方法ってありますか?

院長

「簡易的な方法としては、洗面台のライトの下で上を向いてみてください。膨らみの影が薄くなれば黒クマの要素が大きい。引っ張って色が動けば茶クマ。どちらでもなければ青クマの可能性が高いです。ただし自己判断は難しいので、迷ったらカウンセリングで確認するのが確実ですね。」

クマの種類原因見分け方適した治療手術の必要性
黒クマ目の下の脂肪の突出+くぼみによる影上を向くと薄くなる。光を当てても消えない脱脂・裏ハムラ法最も手術向き
青クマ皮膚が薄く、筋肉や血管が透けている皮膚を引っ張ると薄くなる脱脂で改善する場合も。ただし完全には消えないことも場合による
茶クマ色素沈着(摩擦・紫外線・アトピーなど)皮膚を引っ張っても色がついてくるピコトーニング(レーザー)・スキンケア手術では改善しない

⚠️ 再発はある? 取りすぎのリスクは? ——聞きにくい質問もぶつけてみた

——手術したら一生もちますか?

院長

「基本的には長持ちします。ただし加齢に伴って奥の方の脂肪が再び出てくることはゼロではないです。10年、20年単位の話ですが。」

——「取りすぎてくぼんだ」という口コミも見かけます。

院長

「これは慎重に避けたいリスクと当院では考えています。”多めに取った方が再発しない”という考え方もあるんですが、取りすぎるとくぼみが出て、かえって老けた印象になります。どちらのリスクを重く見るかは医師の哲学によりますが、うちでは”ちょうどいい量”を見極めることを大切にしています。

しおり

「院長の手術を間近で見ていますが、本当に丁寧に量を調整していますよ。“足りなければ後で足せるけど、取りすぎたら戻せない”という考え方ですよね。」

院長

「そうです。取りすぎのリスクを考えたら、少し控えめにして、必要ならヒアルロン酸で足す方がずっと安全です。」

🩺 この手術、受けられない場合もある?——知っておきたい「適応外・慎重適応」

——クマ取りって、誰でも受けられるものなんですか?

院長

「実は、お断りする場合もあります。手術は安全第一なので、体調やお薬の状況によっては”今は時期じゃない”とお伝えすることがあります。」

エリー

「カウンセリングで必ず確認しているのが、以下のようなケースです。」

院長

「特にお薬関係は、ご自身では”大丈夫”と思っていても手術に影響するものがあります。カウンセリングでは処方薬だけでなくサプリメントも含めて確認しています。魚油やビタミンEのサプリは血が止まりにくくなることがあるので。」

しおり

「あとは生活面も大事です。育児中の方は”術後1週間は抱っこやいきむ動作を控えてください”とお伝えするので、家族のサポート体制を事前に整えておけるかどうかも確認しますね。」

——自分では判断できないケースもありそうですね。

院長

「はい。だからこそカウンセリングで既往歴やお薬、生活状況まで丁寧にヒアリングするんです。”手術を受けたい”という気持ちは大切にしつつ、安全に受けられるかどうかを一緒に確認しましょう。」

手術ができない・慎重に判断するケース

  • がんの治療中(活動性がん) —— 免疫力が低下しているため、傷の回復リスクが高い
  • 免疫を抑えるお薬を使っている方 —— 感染リスクが通常より高くなる
  • 重い糖尿病(特にインスリン治療中)の方 —— 傷の治りが遅くなりやすい
  • 血をサラサラにするお薬を飲んでいる方 —— 休薬できる方のみ検討可能。主治医との連携が必要
  • 妊娠中の方 —— 手術はできません(授乳中の方は個別にご相談ください)
  • 栄養状態がよくない方 —— 術後の回復に影響する可能性がある

✨ JADE CLINICの手術のこだわり——「ちょうどいい」を実現する技術

——JADE CLINICでこだわっているポイントを教えてください。

院長

「一番大きいのは、手術中に体を起こして最終確認することです。」

——え、手術中に?

院長

「はい。手術はベッドに仰向けの状態で行うんですが、それだと重力で脂肪の見え方が変わるんです。だから脂肪を取り終えた後に、一度患者さんに体を起こしてもらって——座った状態で左右差がないか、取りすぎていないかを確認します。仰向けの状態で”ちょうどいい”と思っても、起き上がると”もう少し取った方がいい”とか”これ以上取ると凹む”ということがわかる。この一手間で、取りすぎによるくぼみや左右差を最小限にできます。」

マリカ

「これ、見ていて本当にすごいんです。ミリ単位で調整しているのが、間近で見るとよくわかります。」

出血コントロールと眼輪筋(がんりんきん)の温存

院長

「もうひとつ大切にしているのが、目の周りの筋肉(眼輪筋)をできるだけ傷つけないことです。この筋肉はまばたきや表情に関わるので、丁寧に扱わないとダウンタイムが長引きます。出血も最小限に抑えることで、術後の腫れや内出血を減らせます。」

——使っている機器にもこだわりが?

院長

「はい。当院ではエルマンというバイポーラ(高周波装置)を使用しています。組織へのダメージが少なく、周囲への熱の広がりを最小限に抑えられるのが特徴です。機器選びは地味ですが、ダウンタイムの短さに直結する重要なポイントですね。」

しおり

「当院のダウンタイムが比較的少なめなのは、こうした一つひとつの丁寧さの積み重ねだと思います。」

❓ よくある質問(FAQ)

Q. クマ取りのダウンタイムはどのくらい続く?

A. 施術によりますが、脱脂なら約1週間、裏ハムラ法なら約2週間が目安です。日常生活に支障があるのは最初の2〜3日間です。

Q. ダウンタイムがひどいのは失敗?

A. ほとんどの場合、正常な経過です。ただし急激な悪化や強い痛みがあれば受診してください。

Q. 仕事は何日休むべき?

A. デスクワークなら翌日から可能。接客業は3日〜1週間のお休みがあると安心です。

Q. メイクはいつからできる?

A. 翌日から可能です。傷は裏側なので、アイメイクも問題ありません。

Q. コンタクトレンズはいつから?

A. 約1週間後が目安です。違和感がある場合はもう少し待ちましょう。

Q. 運動はいつから再開できる?

A. 最低1週間は控えてください。ウォーキング程度から段階的に再開するのがおすすめです。

Q. 腫れは周囲にバレる?

A. マスクとメガネの併用で、3日目にはカバーされる方が多くいらっしゃいます。テレワークならさらに安心です。

Q. ダウンタイム中にスマホは使える?

A. 体を起こした状態なら使えます。ただし長時間の使用は目の疲れにつながるので適度に休憩を。

Q. 1ヶ月経っても腫れが引かない場合は?

A. 完全に落ち着くまでは3ヶ月かかることもあります。ただし1ヶ月で明らかに改善が見られない場合は、一度ご来院ください。

Q. 脂肪注入は一緒にした方がいい?

A. 当院では、まず脱脂やハムラで改善を確認してから判断します。脂肪注入は定着率やしこりリスクがあるため、ヒアルロン酸での微調整を優先しています。

Q. 手術当日、お風呂やシャワーは入れる?

A. 当日は入浴もシャワーも控えてください。翌日からぬるめの短時間シャワーはOKです。熱い湯や長風呂は最低1週間は避けましょう。

Q. 高血圧だけど手術は受けられる?

A. 受けられますが、高血圧の方は内出血が出やすい傾向があります。カウンセリングで必ずお伝えください。血圧のコントロール状況を確認したうえで手術計画を立てます。

Q. 術後に涙袋がなくなったように見えるんだけど大丈夫?

A. 術直後は目の下が一時的に平坦(のっぺり)に見えることがあります。腫れが引くにつれて涙袋の自然な立体感は戻ってきますのでご安心ください。

Q. 持病やアレルギーがあっても手術できる?

A. 既往歴や内服薬(サプリメント含む)の内容によります。カウンセリングで詳しくヒアリングし、安全に手術できるか個別に判断しています。

Q. ダウンタイム中の言い訳はどうすればいい?

A. 「ものもらいの治療をした」「眼科で処置を受けた」が最も自然です。手術前から「最近ものもらいっぽくて」と周囲に”仕込んでおく”とさらに自然に見えます。

Q. 自分のクマが黒クマ・青クマ・茶クマのどれかわからない

A. 簡易チェックとして、上を向いて薄くなれば黒クマ、皮膚を引っ張って色がついてくれば茶クマの要素が大きいです。混合タイプが多いため、正確な判断はカウンセリングで確認するのがおすすめです。

💬 座談会を終えて——ウェブ担当の正直な感想

今回の座談会で一番印象に残ったのは、「不要な施術は勧めない」という姿勢でした。

「10人中2〜3人しか裏ハムラは必要ない」「脂肪注入は慎重に判断すべき」——こうした本音は、美容クリニックのサイトではなかなか書きにくいことだと思います。でも院長は「患者さんが正しい情報を持って判断できることが一番大事」と言い切っていました。

クマ取りは当院で最も多い手術の一つで、JADE CLINICでも多くご相談いただく施術のひとつとのこと。経験が豊富だからこそ、過剰な施術を避けて「ちょうどいい治療」を提案できるのだと思います。

当院ではこうした丁寧な見極めと術中の体位変換テクニックにより、ダウンタイムが比較的少なめの運用を実現しています。「バレたくない」「仕事がある」という方の事情に合わせたスケジューリングやメイク指導も行っています。

もし「クマ取りをしたいけど不安」「どのクリニックを選べばいいかわからない」「他院で脂肪注入が必須と言われたけど本当?」という方がいたら、まずはカウンセリングで自分に合った施術を確認してみてください。初診料もカウンセリングも無料です。

JADE CLINIC.|福岡・大濠公園駅 徒歩1分
院長によるカウンセリング・初診料 無料

📋 治療費・リスクのご案内(自由診療)

本記事で紹介している施術および掲載されている経過写真は、すべて当院の自由診療によるものです。健康保険は適用されません。仕上がりや回復には個人差があります。

治療費(税込総額)

施術名治療費(税込)
下眼瞼脱脂¥265,000
裏ハムラ法¥440,000
表ハムラ法¥595,000
ヒアルロン酸注入(1cc)¥88,000

主な副作用・リスク

  • 腫れ、内出血、痛み(個人差があります)
  • 感染症
  • 左右差が生じる可能性
  • 取りすぎによるくぼみ
  • 血腫(特に裏ハムラ法)
  • 再発(加齢に伴うもの)
  • しこり(脂肪注入を併用した場合)
  • しびれ、ドライアイ感
  • 麻酔によるアレルギー反応(まれ)

治療回数・期間

各手術はいずれも1回の施術が基本です。完全に落ち着くまでの目安は3ヶ月程度。標準的な経過は本記事内の日数別経過にてご確認いただけます。仕上がりや回復には個人差があります。

掲載している経過写真について

本記事内の経過写真はすべて当院での自由診療による下眼瞼脱脂・裏ハムラ法等の施術後の経過です。回復には個人差があり、必ずしも同様の経過になるとは限りません。